梁上(りょうじょう)の君子(くんし)
《「後漢書」陳寔(ちんしょく)伝から。陳寔が梁(はり)の上に忍び込んでいる盗賊を見つけて、悪い習慣が身につくとあの梁の上の君子のようになるのだと子供たちを戒めたという故事による》 1 盗賊。どろ...
りょう・する【療する】
[動サ変][文]れう・す[サ変]《「りょうずる」とも》病気を治療する。また、欠点などをなおす。「人の罪悪を—・し」〈中村訳・西国立志編〉
りょう‐せい【良性】
性質のよいこと。⇔悪性。
りょう‐ぜつ【両舌】
仏語。十悪の一。二枚舌を使うこと。
りょう‐ち【良知】
1 《「孟子」の説から》人が生まれながらにもっている、是非・善悪を誤らない正しい知恵。「—良能」→致良知(ちりょうち) 2 よい友。知友。
りょう‐ゆう【良友】
ためになるよい友人。益友。⇔悪友。
リレー‐アタック【relay attack】
スマートエントリー機能を悪用し、自動車を窃盗する手口の一。犯行グループの一人が自動車の所有者に近づき、鍵から発せられる微弱な電波を受信。その電波を増幅して自動車まで中継し、窃盗役が開錠する。
リングワンデルンク【(ドイツ)Ringwanderung】
登山やスキーで、暗夜・濃霧・吹雪などによって視界の悪い高原や雪原を歩くうちに方向を見失い、輪を描いて同じ所を繰り返し歩くこと。遭難につながる恐れがある。輪形彷徨(ほうこう)。環状彷徨。リングワン...
りん‐り【倫理】
1 人として守り行うべき道。善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるもの。道徳。モラル。「—にもとる行為」「—観」「政治—」 2 「倫理学」の略。
ルサンチマン【(フランス)ressentiment】
強者に対する弱者の憎悪や復讐(ふくしゅう)衝動などの感情が内攻的に屈折している状態。ニーチェやシェーラーによって用いられた語。怨恨(えんこん)。遺恨。→奴隷道徳