あい‐か【哀歌】
悲しい気持ちを表した歌。悲歌。エレジー。
あい‐かん【哀感】
もの悲しい感じ。悲しみや哀れを誘う感じ。「—が漂う」「—を込める」
あい‐し【哀史】
悲しい出来事をつづった物語。悲しい歴史。「吉野朝—」
あい‐し【哀詩】
悲しい事柄や心を詠んだ詩。
あい‐しゅう【哀愁】
寂しくもの悲しい気持ち。もの悲しさ。ペーソス。「—を帯びた調べ」 [補説]作品名別項。→哀愁
あい‐せつ【哀切】
[名・形動]非常に哀れでもの悲しいこと。また、そのさま。「—を極めた物語」「子供のほしい女の—な願望も強いようだった」〈康成・山の音〉 [派生]あいせつさ[名]
あい‐ぜつ【哀絶】
[名・形動]非常に悲しいこと。また、そのさま。「凄絶(せいぜつ)—なる啼声を放ちて声声相和す」〈志賀重昂・日本風景論〉
あい‐ちょう【哀調】
詩・歌・音楽などにただようもの悲しい調子。「—を帯びた旋律」
あい‐べつ【哀別】
[名](スル)別れを悲しむこと。また、悲しい別れ。「—の情」
あい‐わ【哀話】
哀れで悲しい物語。悲話。