きょう‐こう【恐惶】
[名](スル) 1 おそれること。おそれかしこまること。恐懼(きょうく)。「弟子たちの困憊(こんぱい)と—との間にあって」〈中島敦・弟子〉 2 改まった手紙の末尾に書き添え、相手に敬意を表す語。
こう【惶】
[音]コウ(クヮウ)(漢) [訓]おそれる 1 おそれる。「惶懼(こうく)・惶惑/恐惶」 2 あわただしい。「蒼惶(そうこう)」
せい‐こう【誠惶】
《心からかしこまる意》手紙の終わりに添えて敬意を表す語。「—謹言」
そう‐こう【倉皇/蒼惶】
[ト・タル][文][形動タリ]あわてふためくさま。あわただしいさま。「何新(かしん)はただ—として公主を負いまいらせて宮中を出ました」〈露伴・運命〉