あん‐がい【案外】
[名・形動] 1 予想が外れること。思いがけないこと。また、そのさま。思いのほか。副詞的にも用いる。「彼女には—な一面がある」「—よくできた」 2 非常識で無礼なこと。また、そのさま。「—なる素...
あん‐の‐ほか【案の外】
予想外。意外。「今日の内に寄りて攻めんこそ、彼奴(かのやっこ)は—にて迷はめ」〈今昔・二五・九〉
い【意】
[音]イ(呉)(漢) [訓]こころ おもい おもう [学習漢字]3年 1 心の中の思い。気持ち。考え。「意外・意気・意見・意向・意志・意識・意図・意欲/悪意・鋭意・我意・敬意・決意・故意・好意・...
い‐がい【意外】
[名・形動]考えていた状態と非常に違っていること。また、そのさま。「事件は—な展開を見せた」「—に背が高い」「ベランメーに接近した彼の口の利き方にも—を呼んだ」〈漱石・明暗〉 →案外[用法] [...
いがい‐せい【意外性】
意外であること。予想とは違ったという驚きがあること。「—のあるデザイン」「—に富む結末」
いそう‐がい【意想外】
[名・形動]思いもよらないこと。また、そのさま。予想外。意外。「—な好成績」
いっ‐きょう【一興】
1 ちょっとしたおもしろみ。それなりの楽しみ。「それもまた—だ」 2 (近世、反語的に用いて)意外なこと。奇怪なこと。「これは—、此の子はいとしうござらぬか」〈浄・重井筒〉
い‐ひょう【意表】
[名・形動]全く考えていなかったこと。また、そのさま。意外。「相手の—に出る」「平岡の問は実に—に、無邪気に、代助の胸に応えた」〈漱石・それから〉
いひょう‐がい【意表外】
[名・形動]考えや予想に入れていないこと。また、そのさま。思いの外。意外。意表。「—な(の)展開」
いま‐ごろ【今頃】
1 だいたい今と同じ時期や時刻。今時分。「去年の—」 2 時間に遅れたとき、意外なときなどに、あきれた気持ちをこめて用いる語。今時分。今どき。「—行っても売り切れだよ」