おもい‐の‐ほか【思いの外】
考えていたことと違っているさま。案外。意外。多く副詞的に用いる。「—の好成績」「到着が—(に)早かった」
おもわ‐ず【思わず】
[副] 1 そのつもりではないのに。考えもなく。無意識に。「—かっとなる」「うれしくて—跳び上がる」 2 思いがけず。意外なことに。「四鳥の塒(ねぐら)に親と子の、—帰り逢ひながら」〈謡・雲雀...
おもわ‐ぬ【思わぬ】
[連語]《動詞「おもう」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形》思いもよらない。意外な。「—結果になる」「—失敗をする」
おや
[感]意外なことにであったときなどに発する語。「—、まだ起きていたの」「—、まあ」
おや‐おや
[感]《感動詞「おや」を重ねた語》意外なことに対して、軽く驚いたり、失望したり、あきれたりしたときに発する語。「—、おかしいぞ」
おや‐まあ
[感]多く、女性が意外なときや驚いたときなどに発する語。「—、お珍しい」
風(かぜ)が吹(ふ)けば桶屋(おけや)が儲(もう)かる
意外なところに影響が出ること、また、あてにならない期待をすることのたとえ。風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増...
がい【外】
[音]ガイ(グヮイ)(漢) ゲ(呉) ウイ(唐) [訓]そと ほか はずす はずれる [学習漢字]2年 〈ガイ〉 1 物の表側。表面。「外観・外見・外面・外柔内剛・外用薬」 2 ある範囲から離...
き‐ぐう【奇遇】
思いがけなく出あうこと。意外なめぐりあい。「こんなところで会うなんて—だね」
狐(きつね)につまま◦れる
狐に化かされる。また、意外な事が起こって何が何だかわからず、ぽかんとする。「—◦れたような顔」