あいのさばく【愛の砂漠】
《原題、(フランス)Le désert de l'amour》モーリアックの小説。1925年刊。地方都市ボルドーを舞台に、同じ女性に惹かれた父と息子の不毛な愛を描く。
あいのし【愛の死】
《原題、(ドイツ)Liebestod》ワグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」の第3幕終結部の管弦楽曲。独立して演奏されることも多い。
あいのししゅう【愛の詩集】
室生犀星の詩集。大正7年(1918)刊。
あいのしょうりのぐうい【愛の勝利の寓意】
《原題、(イタリア)Allegoria del trionfo di Venere》⇒愛の寓意
あいのしんじゅ【愛の真珠】
《原題、(ドイツ)Perlen der Liebe》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるワルツ。1857年初演。ヨーゼフが結婚に際し、花嫁に捧げた作品とされる。
あい‐の‐す【愛の巣】
相愛の男女が二人だけで生活している住まい。「—を営む」
あいのせいかつ【愛の生活】
金井美恵子の短編小説。太宰治賞への投稿作品で、昭和42年(1967)「展望」誌に掲載され同賞次席となる。昭和43年(1968)刊行の同名の短編小説集に収録。
あいのふうど【愛の風土】
《原題、(フランス)Climats》モーロアによる心理小説。1928年刊。
あいのみずうみ‐こうえん【愛の湖公園】
ベルギー北西部の都市ブルッヘにある公園。旧市街南部に位置する。かつての運河の内港だった場所で、現在は水門が閉じられて湖となっている。名称は、敵兵に恋をした娘ミンナの伝説に由来する。ミンネワーテル公園。
あいのみょうやく【愛の妙薬】
《原題、(イタリア)L'elisir d'amore》ドニゼッティのイタリア語によるオペラ。全2幕。1832年初演。不器用な村の青年がいかさまの薬売りから手に入れた偽の惚れ薬によって美しい富農の...