わ‐みこと【我尊/和尊】
[代]二人称の人代名詞。相手に向かって、親愛の気持ち、また軽い敬意をこめて用いる語。わぎみ。「此の立てる榲(すぎ)の木は、—の目には見ゆやと」〈今昔・二七・三七〉
わ‐ろうそく【和蝋燭】
和紙や灯心草(藺(い))を灯心に用い、木蝋(もくろう)を塗り重ねて作ったろうそく。福島・愛知・福井・京都・愛媛などの工芸品。⇔洋蝋燭。
を‐ば
[連語]《格助詞「を」に係助詞「は」が付いたものの音変化》動作・作用の対象を、特に取り立てて強調する意を表す。(特に)…を。「優勝—逸した」「外の女—ことごとく嫌うと見ゆれば」〈鴎外訳・即興詩人...
ヴェクサシオン【Vexations】
サティ作曲のピアノ曲。約1分の短いテーマを840回繰り返す。曲名は「嫌がらせ、癪(しゃく)の種」の意。 新井満の恋愛小説。昭和62年(1987)刊。題名はにちなむ。