あい‐しゅう【愛執】
愛するものに心がとらわれて離れられないこと。愛着(あいじゃく)。「—の念を断つ」
あい‐しょ【愛書】
1 本が好きで、大切にすること。「—家」 2 好きな本。愛読書。
あい‐しん【愛心】
いつくしみ愛する心。「母の—、兄弟が身にこたへ胸にしみ」〈浄・会稽山〉
あい‐じつ【愛日】
1 《「春秋左伝」文公七年の注「冬日愛すべし、夏日畏るべし」から》冬の日光。⇔畏日(いじつ)。 2 《「揚子法言」孝至の「孝子は日を愛おしむ」から》時間を惜しむこと。また、日時を惜しんで父母に孝...
あい‐じゃく【愛惜】
[名](スル)「あいせき(愛惜)1」に同じ。
あい‐じゃく【愛着/愛著】
1 仏語。欲望にとらわれて離れられないこと。愛執(あいしゅう)。 2 「あいちゃく(愛着)」に同じ。
あいじゃく‐じひしん【愛着慈悲心】
仏語。仏道の妨げとなる、愛着1から生じる慈悲の心。
あい‐じょう【愛嬢】
かわいがっている大切な娘。まなむすめ。他人の娘についていう。⇔愛息。
あい‐じょう【愛情】
1 深く愛し、いつくしむ心。「—を注ぐ」 2 (性愛の対象として)特定の相手を恋い慕う心。「ひそかな—をいだく」 →愛[用法] [補説]書名別項。→愛情
あいじょう【愛情】
《原題、(スペイン)Ternura》ミストラルの第二詩集。1924年マドリードで刊行。処女詩集「荒廃」の〈ゆりかご歌〉の章の作品に、子供のための作品を加えて編纂しなおしたもの。別邦題「いつくしみ...