チョーク‐びょう【チョーク病】
ミツバチの幼虫に感染する真菌性の病気。届出伝染病の一。経口感染によりハチノスカビの胞子に感染し死亡した幼虫の表面に白色の菌糸が発育しチョーク状になる。
ツインデミック【twindemic】
異なる2種の感染症が、世界的に同時流行すること。 [補説]twin(対(つい))と、epidemic(エピデミック)あるいはpandemic(パンデミック)を合わせた造語。
つつがむし‐びょう【恙虫病】
野ネズミが保有するリケッチアの一種をツツガムシが媒介し、人が刺されたときに感染して起こる病気。高熱を発し、リンパ節が腫(は)れ、全身に発疹(ほっしん)が生じる。感染症予防法の4類感染症の一。致命...
ツベルクリン【(ドイツ)Tuberkulin】
結核菌の培養液から抽出した精製たんぱく質の注射液。結核菌感染の有無の検査に用いられる。旧ツベルクリンは培養液を濾過(ろか)・濃縮して製したもので、今は使われない。1890年にコッホが治療薬として創製。
ツベルクリン‐はんのう【ツベルクリン反応】
ツベルクリン液を皮内注射し、48時間後にそこの発赤・腫脹(しゅちょう)などの反応を見て、結核菌の感染の有無などを判断する検査法。ツ反。
てあしくち‐びょう【手足口病】
コクサッキーウイルスなどの感染により、手・足や口の中に小さな水疱(すいほう)性の発疹(ほっしん)ができる病気。数週間で治る。幼児に多い。
ティーアール‐フォー【TR4】
《Tropical race 4》キャベンディッシュ種のバナナに感染し、新パナマ病の原因となる、フザリウム属の真菌。
ていがく‐きゅうふきん【定額給付金】
経済対策の一環として、政府が国内に居住する個人に対して給付する定額の現金。およびその制度。生活支援・景気浮揚・地域経済活性化などを目的とする。 [補説]平成20年(2008)10月、麻生内閣が発...
ていガンマグロブリン‐けっしょう【低ガンマグロブリン血症】
免疫グロブリンGの産生量が少なく、細菌などの感染症にかかりやすくなる病気。先天性のものと、がん・ウイルス感染・免疫抑制剤投与等による続発性のものがある。→無ガンマグロブリン血症
ていき‐せっしゅ【定期接種】
予防接種法によって対象となる病気や年齢などが定められ、市町村が実施する予防接種。公費で助成され、無料または低負担で受診できる。定期予防接種。→任意接種 [補説]定期接種の対象となる疾病は、感染症...