あわれみ【哀れみ/憐れみ/憫れみ】
かわいそうに思う心。慈悲。同情。「—をかける」
びん【憫】
[音]ビン(漢) ミン(呉) [訓]あわれむ 気の毒に思う。あわれむ。「憫察・憫笑・憫然/哀憫・憐憫(れんびん・れんみん)」 [補説]「愍」と通用する。
びん‐さつ【憫察】
[名](スル)あわれんで思いやること。また、他人が自分にかけてくれる思いやりをいう語。「よろしく—せられんことを願い上げます」
びん‐しょう【憫笑/愍笑】
[名](スル)あわれんで笑うこと。また、その笑い。「—を買う」「自分の感情を省みて、—した」〈宮本・伸子〉
びん‐ぜん【憫然/愍然】
[形動][文][ナリ]あわれむべきさま。「己れにさえ—な姿を描いた」〈漱石・門〉 [ト・タル][文][形動タリ]に同じ。「今の西洋諸国の有様を見て—たる野蛮の嘆を為すこともある可し」〈福沢...
びん‐りょう【憫諒】
[名](スル)あわれみ思いやること。あわれみ。
みん【愍/憫】
〈愍〉⇒びん 〈憫〉⇒びん