じしゅ‐けんぽう【自主憲法】
他国の干渉なしに、自国民によって制定された憲法。 [補説]日本国憲法がアメリカの強い影響下で制定されたとする立場から、それを改正して自主憲法を制定すべきという議論がある。
じっこう‐よさん【実行予算】
明治憲法下で、予算が成立しなかった場合に前年度の予算を調整した上で施行していた予算。施行予算。
じどう‐けんしょう【児童憲章】
日本国憲法の精神に基づき、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福を図るために定められた憲章。昭和26年(1951)5月5日に制定。法的拘束力はない。
じゅうきょ‐の‐ふかしん【住居の不可侵】
居住者の承諾なしに、その住居への侵入や捜索は許されないということ。基本的人権の一つで、憲法で保障されている。
じゅうしちじょう‐けんぽう【十七条憲法】
⇒憲法十七条
じゆう‐けん【自由権】
個人の自由が国家権力によって侵害されることのない権利。日本国憲法の保障している、思想・良心・言論・集会・結社・信教・学問・居住・移転・職業選択の自由など。自由権的基本権。→基本的人権
じょう‐いん【上院】
上下両院で構成される議会の一院。日本では、明治憲法下の貴族院、現在の参議院がこれにあたる。米国などの連邦国家では、各州の代表で組織。⇔下院。
じょう‐こう【条項】
箇条書きにしたものの、一つ一つの項目。箇条。「人権に関する憲法の—」
じょう‐こく【上告】
[名](スル)訴訟法上、控訴審の判決に対し、憲法解釈の誤りなどを理由に、その変更を求めるための上訴。例外的には、控訴審の省略される跳躍上告があり、また高等裁判所が第一審裁判所の場合にも上告するこ...
じょう‐そう【上奏】
[名](スル) 1 天皇に意見や事情などを申し上げること。奏上。「民情を—する」 2 明治憲法下で、官庁・議院などが天皇に希望または意見を奏聞(そうもん)したこと。