しょ‐がん【諸願】
神仏にかけるいろいろな願い。「—成就」
しるし‐の‐すぎ【験の杉/標の杉】
1 杉の葉を集めて丸くし、酒屋の軒にかけてしるしとしたもの。さかばやし。 2 伏見の稲荷神社にある神木の杉。参詣者がその枝を折って帰り、久しく枯れなければ願いが成就するとされた。「御堂の方より、...
じゅ‐がん【入眼】
1 新作の仏像などに開眼(かいげん)をすること。開眼。じゅげん。 2 叙位や除目(じもく)のときに、位階だけを記した位記や官職だけを書いた文書に、氏名を書き入れて完成させること。じゅげん。 3 ...
じょう‐え【定慧】
互いにかかわり合って仏道を成就させる関係にある、禅定と智慧。
じょうしょさ‐ち【成所作智】
仏語。四智または五智の一。仏が自他のなすべきことを成就せしめる智慧(ちえ)。
じょう・ず【成ず】
[動サ変]なる。できる。また、成し遂げる。成就する。「無上菩提を—・じて一切衆生を度せむと思ふ」〈今昔・五・七〉
じょう‐とうしょうがく【成等正覚】
仏語。菩薩(ぼさつ)が、仏の悟りである等正覚を成就すること。迷いを去って完全な悟りを開くこと。
せい【成】
[音]セイ(漢) ジョウ(ジャウ)(呉) [訓]なる なす [学習漢字]4年 〈セイ〉 1 なしとげる。つくりあげる。しあがる。なる。「成果・成功・成績・成立/完成・期成・結成・構成・合成・作...
せい‐がん【誓願】
[名](スル) 1 神や仏に誓いを立て、物事が成就するように願うこと。 2 仏・菩薩(ぼさつ)が衆生(しゅじょう)を救おうと願って立てた誓い。
せい‐へい【生平】
ひごろ。ふだん。副詞的にも用いる。平生。「—勉強して成就せるものに比すれば」〈中村訳・西国立志編〉