ぼん【品】
[接尾]「ほん(品)」に同じ。「三—成就」
身(み)を捨(す)ててこそ浮(う)かぶ瀬(せ)もあれ
一身を犠牲にする覚悟で当たってこそ、窮地を脱し、物事を成就することができる。
むりょうじゅきょう【無量寿経】
大乗経典。2巻。魏の康僧鎧(こうそうがい)訳とされる。浄土教の根本聖典で、浄土三部経の一。法蔵菩薩が四十八願の大願を成就して阿弥陀仏となり、一切衆生を救済して極楽浄土に導くと説くもの。大無量寿経...
求(もと)めよさらば与(あた)えられん
《新約聖書「マタイ伝」から》「神に祈り求めなさい。そうすれば神は正しい信仰を与えてくださるだろう」の意。転じて、物事を成就するためには、与えられるのを待つのではなく、みずから進んで求める姿勢が大...
物(もの)にな・る
1 物事が完成する。また、物事が成就する。「あの研究は—・りそうですか」 2 ひとかどの人物になる。「将来—・りそうな若者」
もの‐ねがい【物願ひ】
物事が成就するように願うこと。「苦しげなる御—かな」〈宇津保・藤原の君〉
ゆうずうねんぶつ‐しゅう【融通念仏宗】
浄土教の宗派の一。平安時代の永久5年(1117)良忍によって始められ、華厳経・法華経を第一、浄土三部経を第二のよりどころとする。一人往生すれば衆人往生し、念仏を唱えれば、自他ともに融通して等しく...
よく‐せい【翼成】
[名](スル)助けて事をなしとげさせること。力を添えて成就させること。「人間は此福(さいわい)を犠牲にして、纔(わず)かに世界の進歩を—している」〈鴎外・妄想〉
レアリザシオン【(フランス)réalisation】
実現。成就。