いん‐せき【姻戚】
婚姻によってできた、血のつながりのない親戚。→姻族
えん‐せき【縁戚】
身内の者。親戚。親類。
えん‐せき【遠戚】
血縁の遠い親戚。
がい‐せき【外戚】
母方の親類。げしゃく。
きゅう‐せき【休戚】
《「休」は喜び、「戚」は悲しみの意》喜びと悲しみ。幸と不幸。
げ‐さく【外戚】
⇒げしゃく(外戚)
げ‐しゃく【外戚】
母方の親類。がいせき。げさく。⇔内戚。「内戚にも—にも、女といふもののなむ乏しく侍る」〈宇津保・内侍督〉
しん‐せき【親戚】
血縁や婚姻によって結びつきのある人。親類。 →親類[用法]
せき【戚】
[常用漢字] [音]セキ(漢) 1 身内。「姻戚・縁戚・外戚・親戚・内戚」 2 うれえる。悲しむ。「休戚・憂戚」 3 まさかり。手おの。「干戚」 [名のり]いた・ちか
せき‐せき【戚戚】
[ト・タル][文][形動タリ]憂い悲しむさま。また、憂い恐れるさま。「今は—として、引き退きしが」〈竜渓・経国美談〉