と‐ぶくろ【戸袋】
雨戸を収納しておくため、縁側や窓の敷居の端に設けた箱状の造作物。
と‐ぶすま【戸襖】
板戸に襖紙を張った建具。
と‐まえ【戸前】
[名]土蔵の入り口の戸のある所。また、その戸。「—の錠もはずしてある」〈藤村・夜明け前〉 [接尾]助数詞。土蔵の数を数えるのに用いる。「蔵が十—ある」
と‐まどい【戸惑い】
1 手段や方法がわからなくてどうしたらよいか迷うこと。「—を感じる」「—の表情を見せる」 2 入る家や部屋、進む方向などがわからなくてこまること。「博覧会の門口で—でもすると極まりが悪い」〈総生...
と‐まど・う【戸惑う】
[動ワ五(ハ四)]どう対処してよいかわからず、まごまごする。まごつく。「突然の申し出に—・う」
とやま‐が‐はら【戸山ヶ原】
東京都新宿区中央部の地域。江戸時代には尾張徳川家の下屋敷、明治以降は陸軍の射撃場・練兵場などがあった。第二次大戦後は住宅・文教地区。
へ【戸】
民の家。また、それを数える語。「秦人(はたひと)の—の数、惣(す)べて七千五十三—」〈欽明紀〉
へ‐ぬし【戸主】
1 大化の改新後、戸の法律上の責任者。こしゅ。 2 平城京・平安京の宅地の最小区画の単位。1町を32等分したもの。
へ‐の‐ふだ【戸の札/籍帳】
古代、良民の戸籍。へのふみた。へふだ。
へ‐ひと【戸人/食封】
1 一戸に所属する人。家族。戸口。 2 「封戸(ふこ)」に同じ。