いど‐ぐるま【井戸車】
井戸の上の横木につるし、井戸縄をかけて、つるべを上下させる滑車。
いど‐さらえ【井戸浚え】
「井戸替え」に同じ。
いど‐ばた【井戸端】
井戸のそば。井戸の付近。
いどばた‐かいぎ【井戸端会議】
井戸端などで、近所の女たちが水くみや洗濯などをしながら、人のうわさや世間話をすることをからかっていった語。転じて、主婦たちが家事の合間に集まってするおしゃべり。「—に花を咲かす」
いど‐べい【井戸塀】
政治家が政治や選挙に自己の財産をつぎ込んで貧しくなり、井戸と塀しか残らないということ。「—代議士」
いど‐ほり【井戸掘り】
井戸を掘ること。また、それを職業とする人。
いど‐みず【井戸水】
井戸の水。井戸からくみ上げた水。
いど‐やかた【井戸屋形】
井戸のそばに柱を立てて、その上に屋根を設けただけの簡単な建物。
いなか‐しばい【田舎芝居】
1 田舎で催される素人の演劇。 2 地方の小都市や村などで、旅回りの役者が演じる芝居。江戸時代、江戸・大坂・京都の三都の役者が修業のために地方で興行した場合もいう。 3 設備が不完全で演技もへた...
いなか‐しょうもん【田舎蕉門】
江戸時代の俳諧で、地方に勢力を張った美濃派や伊勢風の平俗な句風をあざけっていう語。