ない‐ければ
［連語］《打消しの助動詞「ない」の終止形＋接続助詞「ければ」。近世江戸語》仮定条件を表す「なければ」に先立って使われた語。「滅多なことでも出来—よいが」〈咄・喜美だんご〉
ない‐しょ【内緒／内証／内所】
《「ないしょう（内証）」の音変化》 １ 「ないしょう（内証）2」に同じ。「—の話」「—にする」 ２ 「ないしょう（内証）3」に同じ。 ３ 「ないしょう（内証）4」に同じ。「ですがね、花魁、余り我...
ない‐つうじ【内通事／内通詞】
江戸時代、長崎で長崎奉行の支配を受けずに外国人と日本人の商取引の斡旋(あっせん)にあたった通訳。
ないとう‐しんじゅく【内藤新宿】
江戸時代、甲州街道の日本橋と高井戸との間にあった宿駅。元禄11年（1698）、信州高遠藩主内藤家の下屋敷の一部に新たに設置された。今日の新宿区新宿の発祥の地。
ない‐み【内見】
江戸時代、代官が検見(けみ)を実施する以前に、村役人があらかじめ収穫量の調査を行ったこと。ないけん。
ない‐よりあい【内寄合】
江戸時代、寺社・町・勘定の各奉行が月3回月番の役宅に集まり、事務連絡や公事訴訟の審判を行ったこと。うちよりあい。
なうけ‐にん【名請人】
江戸時代、領主から耕作地の所持を認められ、年貢負担者として検地帳にその名を登録された農民。高請人。竿請(さおうけ)人。
なおえつ【直江津】
新潟県上越市の地名。旧直江津市。日本海に面し、古くからの交通の要地。戦国時代には上杉氏の春日山城の城下町、江戸時代には高田の外港として発展。現在は工業が盛ん。
なおし【直し】
１ ゆがみや誤りなどを正しくすること。また、こわれたものを、もとどおりにすること。「カメラを—に出す」 ２ 器物の修理をする職種。また、その人。「錠前—」 ３ 「直し酒」の略。「—を一杯ごちそう...
なお‐しま【直島】
香川県中北部、瀬戸内海にある島。岡山県玉野市に近接する。銅・硫酸などの製錬所がある。
