すべ‐こ・い【滑こい】
[形]「滑っこい」に同じ。「手触りの—・そうな絹の縞」〈漱石・明暗〉
タンジブル【tangible】
[形動]実体があるさま。実際に触れることができるさま。手触り感があるさま。「情報をより—なものに作り替える」
ちりめん‐ぼん【縮緬本】
木版多色刷りした和紙に特殊な加工でしわを作り、縮緬のような手触りをもたせ、和綴じにした絵本。長谷川武次郎が考案し、明治18年(1885)弘文社より刊行開始。日本文化を欧米に紹介する目的で作られた...
ぬるっ‐と
[副]粘液や油などがついていてすべりやすいさま。ぬるぬるしているさま。ぬるりと。「ナマズの—した手触り」
ブロード【broad】
《「ブロードクロス」の略》 1 生地が密で手触りがよく、光沢のある平織りの綿織物。婦人服・ワイシャツ地に用いる。 2 上質の梳毛糸(そもうし)・紡毛糸を使い、平織りまたは綾織りにした薄手の光沢の...
ポーラー【poral】
《「ポーラ」「ポーラル」とも》よりの強い梳毛糸(そもうし)で平織りにした毛織物。さらさらとした手触りで通気性がある。夏服地用。
メルトン【melton】
布面が密に毛羽(けば)で覆われた、手触りの暖かい紡毛(ぼうもう)織物。コート地などに用いる。
らせん‐そう【羅氈草】
アオイ科の一年草。暖地の荒地に生え、高さ約1メートル。全体に毛がある。卵形の葉が互生し、秋に葉と対生して穂を出し、黄色い小花を密につける。実は球形で鉤(かぎ)状の毛が密生し、羅氈の手触りに似る。