手袋(てぶくろ)を投(な)・げる
《西洋の風習で、決闘を申し込むしるしとしたところから》相手に断交を宣言する。
手袋(てぶくろ)を引(ひ)・く
鷹が片脚を腹毛の中に入れる。転じて、手を引っ込ませる。かかわりをもたないように手出しをしない。〈日葡〉
て‐ぶし【手節】
1 手首の関節。 2 腕前。手並み。また、腕っぷし。「はめるならはめてみさっしゃい。わしにも—がござるは」〈滑・膝栗毛・三〉
て‐ぶそく【手不足】
[名・形動]働き手が足りないこと。また、そのさま。「受注が増えて—になる」
て‐ぶっちょう【手不調】
[名・形動ナリ]手先の不器用なこと。また、そのさま。ぶきっちょ。「—の口八丁」「商人(あきんど)には巻き舌で向かず、職人には—なり」〈滑・浮世床・初〉
て‐ぶね【手船】
自分の所有する船。持ち船。「—の二十挺立(だち)を押しきらせ行くに」〈浮・永代蔵・二〉
て‐ぶら【手ぶら】
手に何も持たないこと。また特に、土産などを持参しないこと。からて。「何も釣れずに—で帰る」「—で訪問する」
て‐ブラ【手ブラ】
《「ブラ」は「ブラジャー」の略》グラビア撮影などで、モデルが乳房を手で隠すこと。また、そのポーズ。
て‐ぶり【手振り】
1 手を振ること。手を動かすこと。また、その手つき。「身ぶり—で説明する」 2 取引所で、場立ちが売買のための合図を手で示すこと。また、その場立ち。 3 競り市などで、競り人が値段をつけるために...
て‐ぶり【手風/手振り】
ならわし。風習。風俗。「天離(あまざか)る鄙(ひな)に五年住まひつつ都の—忘らえにけり」〈万・八八〇〉