じゅん‐さい【蓴菜】
ジュンサイ科の水生の多年草。池沼に生え、葉は長さ約10センチの楕円形で長い柄をもち、水面に浮かぶ。若芽や新葉は表面に寒天様の粘液を多く分泌する。5、6月ごろの若芽・若葉は食用となり、珍重される。...
じょ‐さい【如才/如在】
[名・形動]《2が原義》 1 気を使わないために生じた手落ちがあること。また、そのさま。手抜かり。多く、下に否定の語を伴って用いる。「お前に—は有るまいけれど」〈一葉・十三夜〉 「これは御—でご...
じん‐さい【人才】
「人材」に同じ。「専ら—を得んとして」〈福沢・文明論之概略〉
す‐さい【秀才】
《「す」は「しゅう」の直音表記》「しゅうさい(秀才)3」に同じ。「人に文読ませなどするほどに、—四人まゐれり」〈宇津保・沖つ白浪〉
せき‐さい【碩才】
すぐれた才能があること。博学にして多才であること。また、その人。
せ‐さい【世才】
世の中の事情に通じ、たくみに世渡りのできる才能。世故の才。「—にたけた人」
せんがく‐ひさい【浅学非才/浅学菲才】
[名・形動]学問、知識ともに乏しく、かつ才能もないこと。自分は無知無能であると謙遜していう語。
せん‐さい【浅才】
1 あさはかな知恵・才能。あさぢえ。 2 自分の知恵・才能をへりくだっていう語。
ぞく‐さい【俗才】
俗事に長じた才能。世才。
たい‐さい【大才】
すぐれた才能・器量。また、それをもつ人。