たく【托】
[人名用漢字] [音]タク(呉)(漢) 1 手のひらに物をのせる。「托鉢(たくはつ)」 2 物を受けてのせる台。「托子/花托・茶托」 3 たのむ。あずける。「托生(たくしょう)/依托」 [補説]...
たく‐し【托子】
茶托(ちゃたく)。たくす。
たく‐しょう【托生/託生】
身を他のものにまかせて生きながらえること。「一蓮(いちれん)—」
たく・す【託す/托す】
[動サ五]「たく(託)する」(サ変)の五段化。「将来に希望を—・す」 [可能]たくせる [動サ変]「たくする」の文語形。
たく・する【託する/托する】
[動サ変][文]たく・す[サ変] 1 自分がなすべきことを他の人に頼む。まかせる。「後事を友人に—・する」 2 人に頼んで品物などを届けてもらう。用件を他の人にことづける。「伝言を—・する」 3...
たく‐はつ【托鉢】
[名](スル)僧尼が修行のため、経を唱えながら各戸の前に立ち、食物や金銭を鉢に受けて回ること。乞食(こつじき)。行乞(ぎょうこつ)。
たくはつ‐しゅうどうかい【托鉢修道会】
13世紀以後、ヨーロッパで組織されたカトリック修道会。清貧を理想とし、托鉢によって布教を進める。フランチェスコ会・ドミニコ会など。
たく‐よう【托葉】
葉柄またはその基部につく葉状片。ふつう一対ある。双子葉植物に多くみられ、葉が生長すると落ちるものが多い。
たく‐らん【托卵】
鳥が他種の鳥の巣に卵を産み、抱卵・育雛(いくすう)をさせる習性。日本ではホトトギス・カッコウ・ジュウイチ・ツツドリにみられる。