ばん‐ばん【万万】
[形動][文][ナリ] 1 そうしたい気持ちは十分にあるが、そうできない事情があるさま。やまやま。「お目にかかりたいのは—ですが」 2 程度がはなはだしいさま。「君の友情は恋情の深きに勝る—な...
ふ‐しょう【不承】
[名](スル) 1 「不承知」の略。「—の返事を出す」 2 いやいやながら承知すること。不請。「なかやどのまえもあるから、—してもっては来たが」〈魯文・安愚楽鍋〉
ふ‐しょうち【不承知】
[名・形動]承知しないこと。承知できないこと。また、そのさま。「—な(の)旨を伝える」
筆(ふで)を曲(ま)・げる
事実と異なることを承知で書く。自分の利益のために嘘を書く。曲筆。
ふ‐ほんい【不本意】
[名・形動]自分の本当の望みとは違っていること。また、そのさま。「けがの多い—な年だった」「—ながら承知する」
ふみ‐あげ【踏(み)上げ】
信用取引で、相場の下落を見越して売ったのに逆に相場が騰貴して、損を承知で買い戻したために相場がいっそう高くなること。
ブー【boo】
軽蔑・不承知・威嚇などを表す叫び声。→ブーイング
へい‐へい
[感]応答の語「へい」を重ねた語。相手を敬いながら気軽に相づちを打ったり承知の意を表したりする。「—、かしこまりました」 [副](スル)卑屈な態度で言いなりになるさま。ぺこぺこと相手にこびへ...
へち‐むくり
「へちゃむくれ」に同じ。「皆が不承知ならおれ独りでするわえ。—めら」〈滑・八笑人・五〉
ほう‐めい【芳名】
1 相手を敬って、その姓名をいう語。お名前。「御—はかねてより承知いたしております」「—録」 2 誉れのある名。よい評判。名声。「—を後世に残す」