ていガンマグロブリン‐けっしょう【低ガンマグロブリン血症】
免疫グロブリンGの産生量が少なく、細菌などの感染症にかかりやすくなる病気。先天性のものと、がん・ウイルス感染・免疫抑制剤投与等による続発性のものがある。→無ガンマグロブリン血症
ていじゅうじりつけん‐こうそう【定住自立圏構想】
地方から東京など大都市圏への人口流出を抑制するため総務省が推進する施策。平成20年(2008)に「定住自立圏構想推進要綱」を公表。人口5万人程度以上で昼間人口が多い(昼夜間人口比率が1以上)都市...
ていたいおん‐りょうほう【低体温療法】
体温を下げ、代謝を低下させて手術などを行う治療法。手術時の臓器や組織の障害を低減させることを目的とする。体表面を直接冷却したり、人工心肺で血液を体外で冷却して循環させたりする方法がある。身震いな...
ていぶんしかんしょう‐アールエヌエー【低分子干渉RNA】
相補的な配列をもつmRNAを標的として結合し標的遺伝子の発現を抑制する機能をもつ、長さ20塩基程度の小さな2本鎖RNA。siRNA(small interfering RNA)。
テトラヒドロカンナビバリン【tetrahydrocannabivarin】
大麻草に含まれるテトラヒドロカンナビノール(THC)の類似成分の一。THCに似た化学構造をもつ。食欲抑制作用があり、高用量で精神作用を示す。日本では令和5年(2023)に指定薬物に指定。THCV。
テロメラーゼ【telomerase】
染色体にテロメアの反復配列を追加する酵素。人間の体細胞では年齢に応じて活性が落ちており、老化との関連が示唆されている。一方、活性を抑制すると癌(がん)細胞の増殖が遅くなる。→テロメア
てんしゃ‐いんし【転写因子】
遺伝子の転写を制御するたんぱく質群。DNAに書き込まれた遺伝情報のRNAへの転写を促進したり抑制したりするはたらきをもつ。約2000種以上ものたんぱく質が同定されている。
ディー‐ビー‐エス【DBS】
《Deep Brain Stimulation》パーキンソン病やジストニアなど不随意運動症に対する脳外科治療法の略称。脳に細い電極を挿入し、先端から微弱なパルス電流を流して、周囲数ミリ範囲の神経...
ディープ‐スリープ【deep sleep】
スマートホンやプリンターなどの機器におけるスリープ機能の一。バックグラウンドでの動作を制限するなどして、通常のスリープ状態よりも消費電力を抑制する。パソコンのハイバネーションに相当する。
デオドラント‐ざい【デオドラント剤】
体臭を抑える効果のある薬剤。皮膚に塗ると、体臭の原因となる雑菌の繁殖が抑制される。