おきなぐさ【翁草】
江戸中期の随筆。200巻。神沢貞幹著。初めの100巻は明和9年(1772)成立、のち100巻を加えたが天明8年(1788)大半を焼失、再び編述したもの。明治38年(1905)全巻を刊行。中古以来...
かき‐だし【書(き)出し】
1 文章の書きはじめ。文章の冒頭。「作品の—に苦労する」 2 抜き出して書くこと。抜き書き。 3 たまっている代金の請求書。特に、年末などの決済のための請求書。勘定書。つけ。《季 冬》「—やこま...
し‐しょう【詩抄/詩鈔】
多くの詩の中から、ある目的のもとに抜き書きして書物にしたもの。
しょう【抄】
[常用漢字] [音]ショウ(セウ)(呉) [訓]すくう すく 1 すくい取る。かすめ取る。「抄掠(しょうりゃく)」 2 書き写す。「手抄」 3 抜き書きする。抜き書き。「抄出・抄本・抄訳・抄録/...
しょう【鈔】
[音]ショウ(セウ)(呉) 1 かすめとる。「鈔略」 2 写しとる。写し。抜き書き。「鈔本・鈔録」
しょう‐しゅつ【抄出/鈔出】
[名](スル)必要なところを抜き出して書くこと。また、そのもの。抜き書き。「議事録から問題の箇所を—する」
しょう‐しょ【抄書/鈔書】
書物から一部を書き抜くこと。抜き書き。また、それをまとめたもの。
しょう‐もつ【抄物】
1 抜き書きしたもの。書き写したもの。また、詩作や歌作の参考書で、そのような形のもの。 2 ⇒しょうもの(抄物)
しょう‐ろく【抄録】
[名](スル)原文から必要な部分だけを書き抜くこと。抜き書き。
てき‐よう【摘要】
重要な箇所を抜き書きすること。また、その抜き書きしたもの。「条約の—」