どう‐ぬき【胴抜き】
和服の下着などで、襟・袖口・振り・裾などに上等の生地をつけ、胴の部分を別布にする仕立て方。また、その衣服。額仕立(がくじた)て。
なか‐ぬき【中抜き/中貫き】
1 中を抜きとること。内部をくりぬくこと。また、そのもの。 2 商品の流通経路で、卸売など中間業者を抜かして生産者と小売業または消費者が直接に取引すること。「産直という名の—に問屋は打撃」 3 ...
にだん‐ぬき【二段抜き】
新聞・雑誌の紙面で、見出しや囲み記事を二つの段にわたって入れること。「—の広告」
に‐ぬき【煮抜き】
1 水を多くして炊いた飯からとった粘りのある汁。おねば。 2 「煮抜き卵」の略。
に‐ぬき【荷抜き】
[名](スル)運送する荷物から一部をこっそり抜き取ること。「輸送途中で—する」
ぬき【抜き】
1 取り除くこと。省略すること。「堅苦しいあいさつは—にする」「朝飯—で出社する」 2 ドジョウなどの骨を取ること。また、骨を取ったドジョウやその料理。 3 料理などで、普通は入れてあるものを除...
ねじ‐ぬき【螺子抜き】
ねじを抜くのに用いる道具。
ね‐ぬき【根抜き】
1 草木を根のついたまま引き抜くこと。「雑草を—にする」 2 以前からずっとそういう状態であること。はえぬき。「いやいや—の法華でなければ信心うすし」〈浮・懐硯・四〉
のり‐ぬき【糊抜き】
[名](スル)新しい反物(たんもの)の糊を洗い去って柔らかくすること。「—した裏地」
はえ‐ぬき【生え抜き】
1 その土地に生まれ、そこでずっと育つこと。また、その人。生っ粋。「—の神田っ子」 2 初めからそこに所属して今日に至っていること。また、その人。「—の所員」