おしば‐ひょうほん【押(し)葉標本】
押し葉による標本。吸湿紙などに植物を挟み、押しをかけて乾燥させた標本。腊葉(さくよう)標本。
おしひき‐ぶんぷ【押(し)引(き)分布】
地震計に記録された初動が、震源から外側に向かう動きを押し、震源へ向かう動きを引きとよび、地図上に観測点の押し・引きの分布を記入したもの。これにより震源での断層運動が推定できる。
おし‐ひし・ぐ【押し拉ぐ】
[動ガ五(四)] 1 押してつぶす。「—・がれた事故車」 2 圧迫を加えて勢いを弱める。「責任の重圧に—・がれる」 3 押さえつける。また、押しやる。「さる(=クシャミノ出ソウナ)をりも—・ぎつ...
おし‐ひら・く【押(し)開く】
[動カ五(四)] 1 押してあける。「城門を—・く」 2 「開く」を強めていう語。「秘法の書を—・く」
おし‐ひろ・げる【押(し)広げる】
[動ガ下一][文]おしひろ・ぐ[ガ下二] 1 のばして広げる。広げる。「畳の上に地図を—・げる」 2 「押し広める2」に同じ。
おし‐ひろ・める【押(し)広める】
[動マ下一][文]おしひろ・む[マ下二] 1 広く行き渡らせる。普及させる。「運動を全国に—・める」 2 他に及ぼす。さらに範囲を広げる。押し広げる。「調査・研究を国際的に—・める」
おし‐ピン【押(し)ピン】
画鋲(がびょう)。
おし‐ふ・せる【押(し)伏せる】
[動サ下一][文]おしふ・す[サ下二]力ずくで押さえつける。ねじふせる。「侵入者を—・せる」
おし‐ぶた【押(し)蓋】
漬物などに用いる、容器の中のものを押さえ付けるための蓋。容器より少し小さい。
おし‐ぶち【押(し)縁】
板などを押さえるため、その上から打ち付ける細い材。