たいい‐ほう【対位法】
1 それぞれ独立した旋律を担う声部を、いくつか同時に組み合わせて楽曲を構築する作曲技法。コントラプンクト。 2 建築・文学・映画などで、二つのまったく対照的な様式・発想などを組み合わせて構成する方法。
たいさいぼう‐こうひんどとつぜんへんい【体細胞高頻度突然変異】
抗体の産生を担うB細胞で、免疫グロブリン(抗体として機能するたんぱく質)の遺伝子に体細胞レベルの突然変異が高頻度で起こること。この変異は、抗原と結合する可変領域で起こり、これによって、特定の抗原...
タルノフスキェ‐グリ【Tarnowskie Góry】
ポーランド南部の都市。クラクフの北西約90キロメートルに位置する。16世紀以来、鉛、銀、亜鉛を産する鉱山がある。採掘当初から地下水の汲み上げや排水を担う設備がつくられた。それらの産業遺構が残され...
だいたいふかのう‐せい【代替不可能性】
他のものと置き換えられないこと。唯一無二のかけがえのない存在であること。交換不可能性。単独性。 [補説]社会はそれを構成する個人が代替可能な役割を担うことで成立している。しかし、例えば親しい友人...
だいち‐さんごう【だいち三号】
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発した先進光学衛星。陸域観測技術衛星「だいち2号」の後継機。太陽同期準回帰軌道をとり、地表を80センチメートルの分解能で広域観測が可能。また防衛省開発の二波長...
ダイニン【dynein】
分子モーターの一種。鞭毛・繊毛の運動を担うもの(軸糸ダイニン)と、細胞内での分子の移動や細胞分裂を担うもの(細胞質ダイニン)がある。
だいのう‐きていかく【大脳基底核】
大脳皮質と視床・脳幹を結びつけている神経核の集まり。線条体・淡蒼球・黒質・視床下核からなる。運動調節・認知機能・感情・動機づけや学習などさまざまな機能を担う。
だっちつ‐きん【脱窒菌】
硝酸塩または亜硝酸塩などの硝酸性窒素を還元する脱窒を行うことで、大気中に分子状の窒素として放出する細菌。土壌中に存在し、自然界における窒素循環の一部を担う。脱窒素細菌。
ダル‐エス‐サラーム【Dar es Salaam】
タンザニア連合共和国の事実上の首都。インド洋に面する港湾都市で、コーヒー・サイザル麻・綿花などを輸出。1973年にドドマが新首都に指定され、段階的な移転が計画されているが、現在も首都機能の大部分...
だんじょきょうどうさんかく‐しゃかい【男女共同参画社会】
男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思で社会のあらゆる分野の活動に参加する機会を有し、政治的・経済的・社会的および文化的利益を均等に享受することができ、ともに責任を担うべき社会。