マズルカ【(ポーランド)mazurka】
ポーランドの農民から起こった舞踊および舞曲。三拍子で第2拍または第3拍にアクセントをもつ。
まち‐うたい【待(ち)謡】
能で、中入り後、後(のち)ジテの登場を待つ間にワキのうたう謡。形式は拍子に合う上歌(あげうた)。また、その詞章。
ま‐びょうし【間拍子】
《「まひょうし」とも》 1 物事の行きがかり。その時のはずみ。「—の悪いときはしかたがない」 2 日本音楽で、周期的に反復される強弱の拍子。また、リズムをいう。
マラゲーニャ【(スペイン)malagueña】
スペインのマラガ地方に起こった舞踊および舞曲。三拍子でギター伴奏を伴う。
マリネーラ【(スペイン)marinera】
8分の6および4分の3の混合拍子をとるペルーの民俗舞曲。以前はチレーナと呼ばれたが、1870年代にペルーの海軍(marina)をたたえる意味で、この名に改められた。
間(ま)を合(あ)わ・せる
1 その場を適当に処理する。「仮の回答で—・せる」 2 音楽の拍子を合わせる。「頭をふって—・すこそをかし」〈浮・一代男・三〉
みこ‐まい【巫女舞】
巫女による神楽の舞。太鼓・笛・銅拍子(どびょうし)などの伴奏で、鈴・榊(さかき)・笹・扇・幣束などを持って舞う。
ミュゼット【(フランス)musette】
1 肩ひものついた、革または布製の小型のかばん。ミュゼットバッグ。 2 バグパイプの一種。ふいごで送風する方式で、17〜18世紀にフランスで流行した。 3 牧歌風の三拍子の舞曲。
みょうちき‐りん【妙ちきりん】
[形動]《「りん」は口拍子で添えたもの。「妙ちくりん」「妙てけれん」とも》普通では考えられない、不思議なさま。奇妙なさま。へんてこりん。へんちくりん。みょうちき。「—な服装」「—な話だ」
ミロンガ【(スペイン)milonga】
アルゼンチンの4分の2拍子の舞曲。19世紀後半にキューバから移入されたハバネラから生まれたという。のち、アルゼンチンタンゴにも取り入れられた。