おう‐そう【押送】
[名](スル)拘束されている被疑者・被告人・受刑者を監視のもとに他の場所へ送ること。現在では護送という。
かい‐ぐ【戒具】
刑事施設に拘禁されている人の暴行・逃走・自殺などを防ぐため、その身体の自由を拘束する器具。手錠・捕縄などの類。
かじゅう‐とうそうざい【加重逃走罪】
逃走罪が規定する者や、勾引状(逮捕状など)により拘禁されている者が、拘束のための施設や器具を損壊したり、看守などを暴行・脅迫したり、複数人が共謀したりして逃走する罪。刑法第98条が禁じ、3か月以...
き‐せつ【羈紲/羈絏】
1 手綱。また、おもがいと手綱。 2 つなぎとめること。また、その物事。拘束。「再び帰らねばならぬ女の心に—の苦しみを与う」〈漱石・草枕〉
き‐そく【羈束】
[名](スル)つなぎしばること。自由を束縛すること。拘束。「人世に—せられんことは」〈藤村・春〉
きそく‐りょく【羈束力】
裁判が、その言い渡しをした裁判所に対してもつ拘束力。裁判所は一旦言い渡した判決などを自ら取り消したり、撤回したりできないこと。
きはん‐りょく【既判力】
確定した判決のもつ効力の一。一旦判決が確定すれば、その後同一の事件が訴訟上問題となっても、当事者はこれに反する主張をなしえず、裁判所もそれに抵触する内容の裁判ができないという拘束力をいう。
きゅうだん‐けつぎ【糾弾決議】
議会などの合議制の機関が、何らかの発言や行動を強く非難するために行う決議。 [補説]不適切な発言や行動をした議員に辞職を促したり、他国やその政治指導者の言動に抗議する意思を表明するために行われる...
きょうと‐ぎていしょ【京都議定書】
《「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」の通称》先進国の温室効果ガス排出量削減に関する国際的な取り決め。1997年京都で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議で採択。2005年発効。...
きょうどう‐せいめい【共同声明】
2か国以上の政府の首脳が、公式会談の終了後などに共同で発表する声明。一般に法的拘束力はないが、道義的な拘束力をもつとされる。