はい‐しょう【拝承】
[名](スル)聞くこと、承知することをへりくだっていう語。謹んで承ること。「お申し越しの御趣旨—いたしました」
はい‐しょう【拝誦】
[名](スル)読むことを、へりくだっていう語。謹んで読むこと。拝読。「お便り—いたしました」
はい‐しん【拝診】
[名](スル)診察することを、その相手を敬っていう謙譲語。謹んで診察すること。
はい‐しん【拝進】
[名](スル)進み出ることをへりくだっていう語。貴人の前に謹んで進むこと。
はい‐じ【拝辞】
[名](スル) 1 いとまごいすることをへりくだっていう語。「御前を—する」 2 辞退することをへりくだっていう語。「せっかくの御指名ですが—いたします」
はい‐じゅ【拝受】
[名](スル)受けること、受け取ることをへりくだっていう語。「お手紙—いたしました」
はい‐じん【拝塵】
《石崇は主君が外出するたびに車から降りて主君の車が走り去った後の塵(ちり)を拝んだという「晋書」石崇伝の故事から》権力者におもねり、へつらうこと。→塵を望んで拝す
はい・す【拝す】
[動サ五]「はい(拝)する」(サ変)の五段化。「仏を—・さない日はなかった」 [動サ変]「はい(拝)する」の文語形。
はい‐すう【拝趨】
[名](スル)出向くことをへりくだっていう語。急ぎおうかがいすること。参上。「綺羅をかざりて宮廷に—するなどということの」〈露伴・連環記〉
はい・する【拝する】
[動サ変][文]はい・す[サ変] 1 頭を垂れて礼をする。おがむ。「初日を—・する」 2 「見る」の謙譲語。お見受けする。「御健康と—・せられる」 3 「受ける」の謙譲語。ありがたくお受けする。...