もち‐ごま【持(ち)駒】
1 将棋で、相手からとって自分の手もとに持ち、いつでも使用できる駒。手駒。 2 いつでも必要なときに使えるように用意してある人や物。「あのチームは—が足りない」
もち‐さ・る【持(ち)去る】
[動ラ五(四)]物を持って他の所へ行ってしまう。「金目の物を—・る」
もち‐しろ【持(ち)代】
箸の、指ではさんで持つところよりも元の部分。手で持つ部分。→使い代
もち‐じかん【持(ち)時間】
1 碁・将棋などの対局で、打つ手を考えるために与えられる一定の時間。棋戦の種類により異なる。 2 その人に割り当てられた一定の時間。「演説の—が切れる」
もち‐じゃく【持(ち)尺】
布地などを手に持って、物差しで測ること。⇔置き尺。
もち‐だし【持(ち)出し】
1 持って外へ出ること。「非常—」「資料の—を禁ずる」 2 予定より多くかかった分の費用を自分で負担すること。「出張費用が—になる」 3 洋裁で、明きのところが重なるように布を裁ち出したり、別布...
もち‐だ・す【持(ち)出す】
[動サ五(四)] 1 持って外へ出す。中にある物を外へ出す。「ベランダにいすを—・す」「家の金を—・す」 2 ある事柄を言い出す。話題として出す。「結婚話を—・す」 3 訴えて出る。「法廷に—・...
もち‐だて【持ち楯】
手に持って使う楯。手楯(てだて)。「—をつき寄せつき寄せ」〈太平記・三〉
もちつけ◦ない【持(ち)付けない】
[連語]《動詞「もちつける」の未然形+打消しの助動詞「ない」》ふだんは持たないものを持って、慣れない感じがする。持ち慣れない。→持ち付ける
もち‐つ・ける【持(ち)付ける】
[動カ下一][文]もちつ・く[カ下二]ふだん持っていて慣れている。持ち慣れる。「—・けない大金」