はじき‐だ・す【弾き出す】
[動サ五(四)] 1 はじいて外へ出す。「指先で—・す」 2 のけ者にして追い出す。仲間はずれにする。「グループから—・される」 3 そろばんをはじいて計算する。「総額を—・す」 4 費用を工面...
はじき‐とば・す【弾き飛ばす】
[動サ五(四)]はじいて遠くへ飛ばす。はね飛ばす。「指でコインを—・す」
はじ・く【弾く】
[動カ五(四)] 1 曲げた物が元に戻る力で打つ。また、はね飛ばす。「おはじきを—・く」「爪先で弦を—・く」 2 寄せつけない。受けつけない。はねのける。「このレインコートはよく水を—・く」「...
は‐じゅう【把住】
[名](スル) 1 とらえとどめおくこと。「窈然(ようぜん)として同所に—する趣で嬉しいのである」〈漱石・草枕〉 2 禅宗で、師が弟子を指導するとき、向上させるために、弟子のもつ誤った考えを打破...
はず【筈/弭/彇】
1 弓の両端。弓弭(ゆはず)。 2 矢の端の、弓の弦につがえる切り込みのある部分。矢筈(やはず)。 3 相撲で、親指と他の指を広げ、矢筈の形にした手。これで相手のわきを押しつけて攻める。「—にか...
はず‐だか【筈高】
[名・形動ナリ]箙(えびら)に入れて背負った矢の矢筈が高く現れて見えること。また、そのように背負うさま。「たかうすべ尾の矢三十六指いたるを、—に負ひなし」〈太平記・九〉
はた【二十】
にじゅう。現代では、ふつう「ち」を伴って「はたち」の形で用いられるほか、「はたとせ」「はたえ」のように用いられる。「指(および)を屈(かが)めて、十(とを)、—、三十(みそ)、四十(よそ)など数...
はたあげ‐ゲーム【旗上げゲーム】
左右の手に赤い旗と白い旗をそれぞれ持ち、出される指示のとおりに旗を上げ下げする遊び。旗を下ろした状態から始め、指示役が「赤上げて、白上げない、赤下げないで白上げる」のように動作を指示する。
はた‐さし【旗指/旗差】
1 戦場で、主人の旗を持って供奉(ぐぶ)する武士。旗手。旗持ち。「—はきぢんの直垂(ひたたれ)に、小桜を黄にかへいたる鎧(よろい)着て」〈平家・九〉 2 「旗指物」の略。
はた‐さしもの【旗指物】
⇒指物(さしもの)1