はさみ‐こ・む【挟み込む】
[動マ五(四)]物の間に挟み入れる。「書類をファイルに—・む」
はさみ‐しょうぎ【挟み将棋】
将棋の駒を用いる遊びの一。双方、将棋盤面の最下段に九つの駒を並べ、これを交互に縦または横に動かし、敵の駒を前後左右から挟んで取る。早く敵の駒を取り尽くしたほうを勝ちとする。
はさみ‐じょう【挟み状】
直訴(じきそ)するとき、竹の先や木の枝などに挟んで、高くささげて差し出す書状。
はさみ‐だけ【挟み竹】
1 一端を割って物を挟むようにした竹。 2 衣類を2枚の板で上下から覆い、それをさらに竹で挟んで従者に担い持たせたもの。のちの挟み箱。 3 書物などの間に挟んで、目印とした竹。夾算(きょうさん)の類。
はさみ‐ばこ【挟み箱】
武家が公用で外出する際、供の者にかつがせる物品箱。長方形の箱の両側に環がついていて、それにかつぎ棒を通したもの。
はさみ‐ばし【挟み箸】
「箸渡し2」に同じ。
はさみ‐むすび【挟み結び】
女帯の結び方の一。締めた帯の端を結ばずに折り込んでおくもの。挟み帯。差し込み帯。突っ込み帯。
はさみ‐もの【挟み物】
板・扇・紙などを竹の串に挟んで騎射(うまゆみ)の的としたもの。