はさま・る【挟まる】
[動ラ五(四)] 1 物と物との間にはいる。両側から押さえられて、動けない状態になる。「ドアに手が—・る」 2 対立するものの間にはいる。「労使の間に—・って苦慮する」
はさみ【挟み/挿み】
物をはさむこと。また、はさむもの。「紙—」「洗濯—」「ひと—のみてぐらに」〈かげろふ・上〉
はさみ‐いた【挟み板】
1 物を挟む板。 2 門の袖に取り付けた板。
はさみ‐い・れる【挟み入れる】
[動ラ下一][文]はさみい・る[ラ下二] 1 物と物との間に入れる。挟み込む。「広告のちらしを新聞に—・れる」 2 挟んで他に移し入れる。「火箸(ひばし)で炭を—・れる」
はさみ‐うち【挟み撃ち】
[名](スル)両側から挟むようにして攻撃すること。挟撃(きょうげき)。「敵を谷で—する」
はさみ‐う・つ【挟み撃つ】
[動タ五(四)]敵を二つの側から間に挟んで攻め撃つ。挟撃(きょうげき)する。「敵勢を東西から—・つ」
はさみ‐おび【挟み帯】
「挟み結び」に同じ。
はさみ‐かせ【挟み械】
掘っ立て柱が傾いたり沈んだりするのを防ぐため、根もとに渡す横材。根械(ねかせ)。
はさみ‐がみ【挟み紙】
1 書物などの必要な箇所に、注意のために挟む紙片。しおり。 2 重ねた品物を保護する目的で間に挟み込む紙。
はさみ‐ゲージ【挟みゲージ】
限界ゲージの一。棒材を挟むように当てて外径を測定する工具。スナップゲージ。