せいよう‐しょうろ【西洋松露】
子嚢菌(しのうきん)類のセイヨウショウロ科のキノコ。ヨーロッパブナなどの林の地中に生える。クルミ大からこぶし大になるものまであり、塊状。芳香があり、高級料理に用いる。ヨーロッパでは犬などを使って...
セマン‐ぞく【セマン族】
《Semang》マレー半島の森林地帯に居住する採集狩猟民。ネグリトの一種族で、背が低く、暗黒色の皮膚をもつ。言語はアウストロ‐アジア語系。セマン。
ぞく‐じょうもんぶんか【続縄文文化】
本州の弥生時代から古墳時代にかけての、北海道の文化。縄文文化と同様、食料採集を基盤としていたのでこの名がある。のち、擦文(さつもん)文化に移行。
ちゅうせっき‐じだい【中石器時代】
食料採集を生活の基盤とする完新世初頭の時代。そのころの文化を中石器文化という。日本では縄文時代の一部に相当するという説もある。→石器時代
チューブ‐ワーム【tube worm】
有鬚(ゆうしゅ)動物の巨大種の英名。1977〜79年にアメリカが行ったガラパゴス地溝帯の調査の折、水深2450〜2500メートルの深海底から採集されたもので、体長約1.5メートル、体幅約4センチ...
ちょうのすけ‐そう【長之助草】
バラ科の草本状の常緑低木。高山帯に自生。茎は分枝し、地をはう。葉は楕円形。夏、白い花を1個開く。明治22年(1889)に植物採集家の須川長之助が発見。学名ドリアスオクトペタラ(Dryas oct...
トゥウェイフルフォンテーン【Twyfelfontein】
ナミビア北西部、クネネ州にある遺跡。紀元前1000年頃から後1000年頃のものとされる2000点以上の岩絵が残っている。人間、キリン、サイ、ダチョウのほか、動物の足跡などが描かれている。狩猟採集...
とうし‐じま【答志島】
三重県東部、鳥羽市北東部にある島。鳥羽湾中最大の島。面積7.2平方キロメートル。平地が少なく丘陵地がほとんどで、最高地点は167メートル。海女(あま)によるアワビ・サザエ・ワカメの採集、真珠・ノ...
トーテミズム【totemism】
社会を構成する各血縁集団が、トーテムとの間に特別な関係があるとする信仰や制度。各集団はトーテムの名で呼ばれ、それぞれトーテムとの結びつきを物語る神話や儀礼をもち、その採集や捕食などの禁忌をもつこ...
どう‐らん【胴乱/筒卵】
1 皮または布製の四角の袋で、印章や薬などを入れて腰に下げるもの。もと、鉄砲の弾丸を入れるのに用いた。 2 採集した植物を入れて持ち歩く円筒状の容器。