せっしょく‐はんのう【接触反応】
液体や気体と固体との接触面、すなわち不均一相の界面で進行する触媒反応。
せっしょく‐ひふえん【接触皮膚炎】
外部から接触した物質による化学的な刺激やアレルギー反応による皮膚炎の総称。かぶれ。接触性皮膚炎。
せっしょく‐ぶんかい【接触分解】
軽油や重油を、触媒を用いて加熱分解し、高オクタン価のガソリンを製造すること。クラッキング。
せっしょく‐へんせいがん【接触変成岩】
接触変成作用を受けてできる変成岩。ホルンフェルスなど。熱変成岩。
せっしょく‐へんせいさよう【接触変成作用】
岩石中にマグマが貫入すると、接触部の温度が上昇し、鉱物組成や岩石の組織が変わること。熱変成作用。
せっしょく‐へんせいたい【接触変成帯】
貫入したマグマによって接触変成作用を受けた範囲。
せっしょく‐ほう【接触法】
一般に、触媒を用いる合成法。ふつうは固体触媒を用いる硫酸の工業的製法をさす。触媒に酸化バナジウムを用いて二酸化硫黄を三酸化硫黄とし、これを希硫酸に吸収させて濃硫酸とするなど。