ひかえ‐てい【控(え)邸】
「控え屋敷」に同じ。
ひかえ‐ばしら【控(え)柱】
壁・塀や柱などが傾いたり倒れたりするのを防ぐために、添えて立てる支柱。助柱(すけばしら)。
ひかえ‐め【控(え)目】
[名・形動] 1 言動を遠慮がちにすること。また、そのさま。「—な態度」「—な人」 2 量や程度を少なめにすること。また、そのさま。「予算を—に見積もる」「酒を—にする」
ひかえ‐やぐら【控え櫓】
江戸時代の歌舞伎興行で、江戸三座が行き詰まったとき、その代わりに興行を許可された劇場。また、その制度。中村座に都座、市村座に桐座、森田座に河原崎座が代わった。代え櫓。
ひかえ‐やしき【控(え)屋敷】
本邸以外に用意しておく邸宅。控え邸。
ひかえ‐りきし【控(え)力士】
相撲で、東西の土俵下で自分の出番を待ちながら、取り組み中の力士の介添えをつとめる力士。
ひか・える【控える/扣える】
[動ア下一][文]ひか・ふ[ハ下二] 1 ㋐用事や順番に備えて、すぐ近くの場所にいて待つ。待機する。「次の間に—・える」 ㋑目立たないようにしてそばにいる。「主人の後ろに—・えている」 ㋒空間的...
ひか・ゆ【控ゆ/扣ゆ】
[動ヤ下二]《「ひか(控)う」が中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「控ゆる」となる》「控える」に同じ。「木影に—・ゆる程もなく」〈逍遥訳・自由太刀余波鋭鋒〉 「是を思ふに—・ゆれば一分弱...