すい【推】
おしはかること。推察。「今思へば—が悪いわい」〈滑・浮世床・初〉
すい‐さつ【推察】
［名］(スル)他人の事情や心中を思いやること。おしはかること。推量。「おおよその—がつく」「複雑な事情と—する」 [用法]推察・推量・推測——「愛児を失った親の胸中を推測（推量・推察）する」など...
すい・する【推する】
［動サ変］［文］すい・す［サ変］おしはかる。推察する。「Kの父の気にさわったのだと—・すると」〈有島・生れ出づる悩み〉
すい‐そく【推測】
［名］(スル)ある事柄をもとにして推量すること。「犯行の動機を—する」 →推察［用法］
すい‐もじ【推文字】
《「推量」「推察」の女性語》おしはかること。すもじ。「これにて御(ご)—さ」〈滑・浮世風呂・三〉
すい‐りょう【推量】
［名］(スル) １ 物事の状態・程度や他人の心中などをおしはかること。推測。「胸中を—する」「当て—」 →推察［用法］ ２ 文法で、1の意を表す言い方。動詞に、文語では助動詞「む」「むず」「まし...
図星(ずぼし)を指(さ)・す
物事を推察してぴたりと言い当てる。「—・されてうろたえる」
そう‐さつ【想察】
［名］(スル)あれこれと事情を推察すること。「以て其時代の人情風俗を—し得べきなり」〈田口・日本開化小史〉
たしか【確か／慥か】
［形動］［文］［ナリ］ １ 危なげなく、しっかりしているさま。「基礎が—だ」「—な足どり」 ２ 信頼できるさま。安心できるさま。また、確実であるさま。「腕前は—だ」「—な情報」「明日こそ—に払...
にんじょう‐ずもう【人情相撲】
対戦相手の苦しい事情を推察して、わざと負けてやること。一人八百長(やおちょう)。
