すり‐へら・す【磨り減らす/摩り減らす】
[動サ五(四)] 1 こすって減らす。こすって少なくする。「靴底を—・して歩き回る」「—・した墨」 2 激しく使って弱くする。使いすぎてだめにする。「神経を—・す」 3 少しずつ減らす。「身代を...
すり‐へ・る【磨り減る/摩り減る】
[動ラ五(四)] 1 こすれて少なくなる。「靴のかかとが—・る」「—・ったタイヤ」 2 使いすぎて衰える。消耗する。「客の接待で神経が—・る」 3 少しずつなくなる。「財産が—・る」
すり‐よ・る【擦(り)寄る/摩り寄る】
[動ラ五(四)] 1 すれ合うほどに近寄る。「子供が—・って甘える」 2 ひざをすって近寄る。にじり寄る。「枕元へ—・って病人を介抱する」 3 利益を得るなどの目的で、親しくなろうとする。「権力...
す・る【擦る/摩る/磨る】
[動ラ五(四)] 1 物に、他の物を強く触れ合わせて動かす。こする。「マッチを—・る」 2 物の表面に他の物を押し付けて繰り返し動かす。「やすりで—・って仕上げる」「墨を—・る」 3 賭事(か...
すれ【擦れ/摩れ】
すれること。「衣(きぬ)の—」「靴—(ずれ)」「世間—(ずれ)」
すれ‐あ・う【擦れ合う/摩れ合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 物と物とが触れ合う。互いにすれる。「肩と肩とが—・う」 2 互いに争い憎む。仲が悪くて争う。「—・っている仲」
す・れる【擦れる/摩れる/磨れる】
[動ラ下一][文]す・る[ラ下二] 1 物と物とが触れ合って動く。こすれる。「木の葉が—・れる」 2 物と物とが強く触れ合ったり、絶えず接触した状態で動いたりして、痛んだり減ったりする。「靴の底...
ま【摩】
[常用漢字] [音]マ(呉) [訓]する さする こする 1 こする。さする。触れる。「摩擦・摩滅/按摩(あんま)・肩摩・減摩・揣摩(しま)」 2 接触するほど近づく。迫る。「摩天楼」 3 梵語...
まか【摩訶】
《(梵)mahāの音写。大・多・勝の意》仏語。優れていること。大きいこと。偉大なこと。他の語や人名の上に付いて美称として用いることも多い。「—毘盧遮那(びるしゃな)」
まか‐えん【摩訶衍】
《(梵)mahāyānaの音写》「大乗(だいじょう)1」に同じ。