まか‐から【摩訶迦羅】
《(梵)Mahākālaの音写》大黒天。
まかしかん【摩訶止観】
中国、隋代の仏教書。10巻。智顗(ちぎ)の教説を弟子の灌頂(かんじょう)が筆録。594年成立。天台三大部の一。天台宗の修行法である観心を体系的に説いたもの。天台摩訶止観。天台止観。止観。
まか‐ふしぎ【摩訶不思議】
[名・形動]非常に不思議なこと。また、そのさま。「なんとも—な事件だ」
まか‐まんじゅしゃげ【摩訶曼珠沙華】
天上に咲くという赤い大きな蓮華(れんげ)。
まか‐まんだらげ【摩訶曼陀羅華】
天上に咲くという白い大きな蓮華(れんげ)。
ま‐がい【磨崖/摩崖】
自然の懸崖(けんがい)または大石の表面を磨いて、文字・画像などを陰刻または浮き彫りにしたもの。
まがい‐ぶつ【磨崖仏/摩崖仏】
自然の懸崖または大石に仏像を彫刻したもの。インド・中国に多く、日本では平安時代に製作された大分県臼杵(うすき)・栃木県大谷(おおや)のものが有名。→臼杵石仏 →大谷の石仏
マガダ【Magadha】
インドのガンジス川中流域、現在のビハール州南部の古称。また、同地方に興った古代王国。前6〜前5世紀から栄え、ガンジス川流域を支配。仏教・ジャイナ教が発祥。前4世紀に興ったマウリヤ朝のアショカ王は...
まけいしゅら【摩醯首羅】
《(梵)Maheśvaraの音写》大自在天(だいじざいてん)。
まごらか【摩睺羅伽】
《(梵)Mahoragaの音写》人身蛇首の神。仏教では八部衆の一。摩睺羅王(まごらおう)。まごらが。