打(う)ちてし止(や)まん
《「敵を打ち砕いたあとに戦いをやめよう」の意》敵を打ち砕かずにはおくものか。「頭槌(くぶつつ)い石槌(いしつつ)い持ち—」〈記・中〉 [補説]第二次大戦のとき、国民精神のスローガンに用いられた。
うち‐と・める【打(ち)止める/打(ち)留める】
[動マ下一][文]うちと・む[マ下二] 1 物を打ちつけて落ちないようにする。「表示板を—・める」 2 《「うちどめる」とも》芝居・相撲などで一つの興行を終える。「今日で巡業を—・める」 3 (...
うち‐ぬ・く【打(ち)抜く/打ち貫く】
[動カ五(四)] 1 強くたたいたり、突き刺したりして穴をあける。「釘(くぎ)が板壁を—・く」 2 厚紙や金属板に型を当てて、その型どおりに抜き出す。「玩具の型を—・く」 3 壁や仕切りを取り外...
うち‐はず・す【打(ち)外す】
[動サ五(四)] 1 (「撃ち外す」とも書く)打ちそこなう。「的を—・す」 2 たたいて取り外す。「(材木ヲ)門口の柱から大槌にて—・せば」〈浮・胸算用・二〉 3 失敗する。「げに又—・しては、...
うち‐まく・る【打ち捲る】
[動ラ五(四)](「撃ち捲る」とも書く)続けざまに盛んにうつ。「ヒットを—・る」「機関銃を—・る」
う・つ【撃つ/射つ】
[動タ五(四)]《「打つ」と同語源》弾丸・矢などを発射する。「拳銃で—・つ」「標的を—・つ」 [可能]うてる
げき【撃】
[常用漢字] [音]ゲキ(慣) [訓]うつ 1 強くうち当てる。「撃柝(げきたく)/射撃・衝撃・打撃・鼓腹撃壌」 2 武力を加える。攻める。「撃退/迎撃・攻撃・襲撃・出撃・進撃・突撃・排撃・反撃...
げき‐さい【撃砕/撃摧】
[名](スル)物をうち砕くこと。敵を徹底的に負かすこと。「敵を一気に—する」
げき‐さつ【撃殺】
[名](スル)撃ち殺すこと。また、切り殺すこと。「曳出して会釈もなげに—し」〈条野有人・近世紀聞〉
げき‐しん【撃針】
銃の撃発装置の一部品。引き金のばねの力で発火装置の雷管に衝撃を与えるもの。