ばちびん‐やっこ【撥鬢奴】
髪形を撥鬢にしていること。また、その町奴(まちやっこ)。
ばち‐めん【撥面】
琵琶の胴の中ほど、撥の当たるところに横長に張られた革。撥皮。
ばち‐ゆび【撥指】
手足のすべての指の先端が膨らみ、太鼓のばちのような形になる症状。爪の下の柔らかい組織が隆起し、爪が丸みを帯び大きくなる。肺癌(はいがん)・肺線維症・気管支拡張症などの肺疾患や、チアノーゼを伴う心...
ばち‐る【撥鏤】
象牙彫りの一。表面を染色した象牙に毛彫りで文様を施したもの。彫った部分が白く表される。中国、唐代に盛行し、日本には奈良時代に伝えられた。撥(は)ね彫り。
ばとう【抜頭/撥頭/髪頭】
雅楽。唐楽。太食(たいしき)調で古楽の小曲。林邑(りんゆう)楽の一。舞は一人の走舞(はしりまい)で、同じ舞の手が続く、舞いにくいもの。番舞(つがいまい)は還城楽(げんじょうらく)。宗妃楽。
ばね【発条/撥条/弾機】
1 鋼などの金属材料を螺旋(らせん)状に巻いたり折り曲げたりし、その弾力性を利用してエネルギーを吸収・蓄積するために用いるものの総称。スプリング。「—が弾む」 2 足腰などの弾力性。跳ねる力。「...
ばね‐じかけ【発条仕掛(け)】
ばねを応用した機械装置。「—のおもちゃ」
ばね‐ばかり【発条秤】
螺旋(らせん)状のばねに物をつるし、ばねの伸びた長さを目盛りで読んで重量をはかる秤。