なで‐がた【撫で肩】
なでおろしたようになだらかに下がった肩。「ほっそりした—の人」⇔怒り肩。
なで‐ぎり【撫で切り/撫で斬り】
1 刃物でなでるようにして切ること。薄くそぐように切ること。 2 たくさんの人を、片端から切り捨てること。また、多くの相手を打ち負かすこと。「群がる敵を—にする」
なで‐さす・る【撫で摩る】
[動ラ五(四)]いつくしみの心をもって、軽くこするようになでる。愛撫する。「子の背中を—・る」
なでしこ【撫子/瞿麦】
1 ナデシコ科の多年草。山野に自生し、高さ約50センチ。葉は線形で白色を帯び、対生。夏から秋、淡紅色の花を開き、花びらの先は細く裂けている。秋の七草の一。とこなつ。かわらなでしこ。やまとなでしこ...
なでしこ‐いろ【撫子色/瞿麦色】
撫子の花弁のような、柔らかい赤紫色。
なでしこ‐ジャパン
女子サッカー日本代表チームの愛称。平成16年(2004)のアテネオリンピック出場に際して、一般公募により命名された。平成23年(2011)のFIFA女子ワールドカップドイツ大会で、初優勝を果たす...
なでしこのわかば‐の‐いろ【撫子の若葉の色】
襲(かさね)の色目の名。表は蘇芳(すおう)、裏は青。
なでしこ‐めいがら【撫子銘柄】
東証一部上場企業のうち、女性人材の活用を積極的に推進し、財務面でも優れた業績を達成している企業。経済産業省と東京証券取引所が共同で選定・公表する。 [補説]日本女性の美称として「やまとなでしこ」...
なでしこ‐リーグ
日本女子サッカーリーグの通称。平成元年(1989)6チームで発足。一時は3部制まで拡充したが、現在は2部制で構成。チーム数は全部で24。選手は社会人・大学生が中心となる。→WEリーグ [補説]呼...
なで‐つくろ・う【撫で繕ふ】
[動ハ四]髪などをかきなでて装いを直す。また、なでて整える。「御髪(みぐし)を—・ひつつきこえ給へば」〈源・総角〉