は【播】
[人名用漢字] [音]ハ(呉)(漢) バン(慣) [訓]まく 〈ハ〉 1 種をまく。「播種/撒播(さっぱ)・条播」 2 及ぼし広める。「伝播(でんぱ)」 〈バン〉播磨(はりま)国。「播州・播...
は‐しゅ【播種】
[名](スル) 1 作物の種をまくこと。種まき。「秋野菜を—する」 2 ウイルスや癌細胞などが生体内で最初に感染または発生した場所から離脱し、体液の流れに乗って体全体に広がったり他の臓器に転移し...
は‐しょく【播植/播殖】
[名](スル)種をまいたり、苗を植えつけたりすること。「レタスを—する」
はりま【播磨】
旧国名の一。山陽道に属し、現在の兵庫県の西南部。播州(ばんしゅう)。
はりま‐がた【播磨潟】
兵庫県明石市から西の、同県の海岸。[歌枕]「我が宿は—にもあらなくに明かしも果てで人の行くらむ」〈拾遺・恋四〉
はりま‐なだ【播磨灘】
瀬戸内海東部、淡路島と小豆島(しょうどしま)との間の海域。
はりま‐なべ【播磨鍋】
1 播磨産の銅製の鍋。熱を伝えるのがはやいという。「—買はしませ、釜も候ふぞ」〈七十一番職人歌合・上〉 2 尻の軽い浮気な女。早く煮えることを「尻が早い」にかけていう。「助平めが、—めが」〈伎・...
はりま‐の‐くに【播磨国】
⇒播磨
はりまふどき【播磨風土記】
奈良時代の播磨国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。播磨国風土記。
はりまふどきしんこう【播磨風土記新考】
井上通泰の著作。奈良時代に編纂(へんさん)された「播磨風土記」の研究書。