すり‐ながし【擂り流し】
えび・かに・はも・あじ・枝豆・豆腐などをすりつぶし、だしでのばして、すまし、または味噌仕立てにした汁物。すり流し汁。
すり‐ばち【擂り鉢/摺り鉢】
すりこぎでゴマや味噌などをすりつぶすのに用いる鉢。陶製で、上が大きく開き、内側に細かい刻み目がある。当たり鉢。
すりばち‐むし【擂鉢虫】
アリジゴクの別名。
すり‐ばん【擦(り)半/擂り半】
「擦り半鐘」の略。
すり‐ばんしょう【擦(り)半鐘/擂り半鐘】
近火を知らせるために、半鐘を続けざまに鳴らすこと。また、その音。すりばん。
すり‐み【擂り身】
魚肉に食塩を加えてすりつぶしたもの。つくね・かまぼこ・ちくわなどにする。
す・る【擦る/摩る/磨る】
[動ラ五(四)] 1 物に、他の物を強く触れ合わせて動かす。こする。「マッチを—・る」 2 物の表面に他の物を押し付けて繰り返し動かす。「やすりで—・って仕上げる」「墨を—・る」 3 賭事(か...
るい‐ざ【擂茶/磂茶/櫑茶】
茶入れの一種。頸(くび)の部分に丸形の鋲状(びょうじょう)文様が点在するもの。