すり‐ば【擦(り)場】
サケ・マス・ウグイなどが産卵する場所。川底を掘り、腹をすりつけるようにして産むところからいう。掘り場。
すり‐ばん【擦(り)半/擂り半】
「擦り半鐘」の略。
すり‐ばんしょう【擦(り)半鐘/擂り半鐘】
近火を知らせるために、半鐘を続けざまに鳴らすこと。また、その音。すりばん。
すり‐ひざ【擦(り)膝/磨り膝】
ひざがしらで畳などを擦りながら進むこと。膝行(しっこう)。
すり‐び【擦(り)火/摺り火】
火打ち石と火打ち金を打ち合わせて出す火。きりび。
すりび‐うち【擦(り)火打ち】
火打ち石と火打ち金を打ち合わせて火を出すこと。また、その道具。
すり‐む・く【擦り剝く】
[動カ五(四)]物にこすって皮膚(ひふ)をむく。「転んでひざを—・く」 [動カ下二]「すりむける」の文語形。
すり‐む・ける【擦り剝ける】
[動カ下一][文]すりむ・く[カ下二]物にこすれて皮膚(ひふ)がむける。「ひざが—・ける」
すり‐よ・る【擦(り)寄る/摩り寄る】
[動ラ五(四)] 1 すれ合うほどに近寄る。「子供が—・って甘える」 2 ひざをすって近寄る。にじり寄る。「枕元へ—・って病人を介抱する」 3 利益を得るなどの目的で、親しくなろうとする。「権力...
す・る【擦る/摩る/磨る】
[動ラ五(四)] 1 物に、他の物を強く触れ合わせて動かす。こする。「マッチを—・る」 2 物の表面に他の物を押し付けて繰り返し動かす。「やすりで—・って仕上げる」「墨を—・る」 3 賭事(か...