ぼうえい‐しゅつどう【防衛出動】
外部からの武力攻撃やそのおそれのある場合に、内閣総理大臣の命令により、自衛隊が防衛のために出動すること。国会の承認が必要。→治安出動
ぼうえい‐せん【防衛戦】
1 外部の攻撃から守るための戦い。「国土—」 2 ボクシングや囲碁・将棋などで、チャンピオンがタイトルをかけて挑戦者と対戦すること。「王座—」
ぼうえい‐りょく【防衛力】
国家が自国を防衛する能力。軍事力のうち、予防的なものも含めた他国への攻撃力を除いたもの。「—を強化する」 [補説]日本の自衛隊は専守防衛の兵力であるため、そのすべての能力が防衛力にあたる。
ぼう‐ぎょ【防御/防禦】
[名](スル)敵の攻撃などを防ぎ守ること。「攻撃は最大の—」「敵の猛攻を—する」
ぼうぎょ‐ぶっしつ【防御物質】
生物が他から捕食や攻撃を受けたり、刺激されたりしたときに放出する化学物質。昆虫、カエルやスカンクなどの脊椎動物のほか、植物にも見られる。相手を直接攻撃したり、近くの同種に危険を知らせたりする役割...
ぼうぎょ‐へいき【防御兵器】
敵の攻撃を防ぐための兵器。迎撃ミサイルなど。防御型兵器。防衛兵器。→攻撃兵器
ぼう‐くう【防空】
航空機やミサイルによる空中からの攻撃を防ぐこと。
ぼうくう‐えんしゅう【防空演習】
空中からの攻撃にそなえて行う実地訓練。
ぼう‐さい【防塞/防寨】
敵の攻撃や侵入を防ぐために設けられた、とりでや柵(さく)。
ぼう‐じゅつ【棒術】
武芸の一。樫(かし)などの棒を用いて身を守り、敵を攻撃する術。長さ6尺(約180センチ)の間棒(けんぼう)または長さ3尺の半棒とよばれる丸木の棒が用いられた。杖術(じょうじゅつ)もこの一種。棒。