のら
仕事もしないで遊び暮らすこと。また、その人。怠け者。放蕩(ほうとう)者。どら。「些異(ちとかわ)って居た偏屈者、それが此頃のような—になって仕舞うたは」〈露伴・椀久物語〉
ふか‐み【深み】
1 深さの度合い。深いという感じ。「樹木の緑の—がます」 2 川などの深い所。深間。「—にはまる」⇔浅み。 3 表面だけではわからない奥深い味わい。「—のある味」 4 深入りして身動きのとれない...
ヘラクレスのせいねんじだい【ヘラクレスの青年時代】
《原題、(フランス)La jeunesse d'Hercule》サン=サーンスの交響詩。1877年作曲。ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの勇猛と放蕩を表現した作品。
ほう【放】
[音]ホウ(ハウ)(呉)(漢) [訓]はなす はなつ はなれる ほうる [学習漢字]3年 1 外に向けて出す。はなつ。「放火・放散・放射・放出・放送・放逐・放電・放流/追放」 2 束縛を解いて自...
ほうとうむすこのきかん【放蕩息子の帰還】
《原題、(オランダ)De terugkeer van de verloren zoon》レンブラントの絵画。カンバスに油彩。新約聖書のルカの福音書に登場する放蕩(ほうとう)息子の逸話を描く。サン...
めおとぜんざい【夫婦善哉】
織田作之助の小説。昭和15年(1940)発表。問屋の放蕩息子と、それを支えるしっかり者の芸者の日々を描く。昭和30年(1955)、豊田四郎監督により映画化され、第6回ブルーリボン賞監督賞受賞。
目(め)が覚(さ)・める
1 眠りから覚める。「鳥の声で—・める」 2 迷いが去り、正しい姿に立ち返る。「放蕩のあげくやっと—・めた」
毛氈(もうせん)を被(かぶ)・る
1 《歌舞伎で、死人になった役者を、毛氈で隠して舞台から連れ出したところから》しくじる。失敗する。特に、主人や親に顔むけのできないことをして、その家を追い出されたり、放蕩(ほうとう)して勘当され...
ゆう‐とう【遊蕩】
[名](スル)酒や女遊びにふけること。放蕩。「金にまかせて—しつくす」
ゆうとう‐じ【遊蕩児】
遊蕩をする人。放蕩者。