あかし【灯】
《動詞「明かす」の連用形から》 1 ともし火。明かり。灯火。「町の—が其処にも此処にも見える」〈花袋・田舎教師〉 2 神仏に供えるともし火。灯明。みあかし。
あき‐らか【明らか】
[形動][文][ナリ] 1 光が満ちて、明るく物を照らしているさま。曇りなく明るいさま。「水の中に—な光線がさし透って」〈花袋・田舎教師〉 「夜深き月の—にさし出でて」〈源・椎本〉 2 はっきり...
アクティブ‐ラーニング【active learning】
教師が一方向的に講義をするのではなく、学生自らによる能動的学習を目指す授業。体験学習・調査学習・グループ討論・ディベートなどをさす。アクチブラーニング。能動学習。能動的学習。AL。
アグネス‐グレー【Agnes Grey】
ブロンテの長編小説。1847年発表。教区牧師の娘が、住み込みの家庭教師(ガバネス)として働きながら成長していく姿を描く。著者の経験に基づく自伝的小説。
あさくさのこども【あさくさの子供】
長谷健の小説。昭和14年(1939)発表。同年、第9回芥川賞受賞。昭和初期の下町を舞台に子供たちに向き合う教師の姿を描く。
アザニアフロントルーテル‐きょうかい【アザニアフロントルーテル教会】
《Azania Front Lutheran Church》タンザニア東部の都市ダルエスサラームにあるルーテル派の教会。ダルエスサラーム湾を望む。19世紀末、ドイツ人宣教師により建造。赤い三角屋...
あしだ‐えのすけ【芦田恵之助】
[1873〜1951]国語教育家・教師。兵庫生まれ。国語科の読み方教育と綴り方教育に独自の理論を展開。著「綴り方教授」「読み方教授」。
あてなのないてがみ【あて名のない手紙】
児童文学作家、宮川ひろによるエッセー集。平成19年(2007)刊。戦争中の教師生活や自身の子育て、若い読者への想いなどを綴る。
アマノンこくおうかんき【アマノン国往還記】
倉橋由美子の長編小説。昭和61年(1986)刊。翌昭和62年(1987)、第15回泉鏡花文学賞受賞。女性だけの国アマノンに、布教のため不正入国した宣教師Pの冒険譚。
あめ【雨】
《原題Rain》モームの短編小説。南洋の小島に上陸した宣教師が、降り続く雨の中で理性を崩壊させていくさまを描く。1921年刊行の短編集「木の葉のそよぎ」に収録。