さん‐てん【散点】
[名](スル)あちこちに散らばっていること。点在。散在。「その外六七人其処此処に—していた」〈漱石・行人〉
さん‐でん【散田】
1 平安時代、荒廃田・損田など、本来の姿を失った田地。 2 荘園領主直属の田地。作人に請作(うけさく)させて地子(じし)をとった。 3 近世、農民の死亡・逃散(ちょうさん)、または没収などによっ...
さん‐どう【散瞳】
瞳孔が散大した状態。生理的には暗い所で起こり、病的には脳内出血・緑内障などで起こる。⇔縮瞳。
さんどう‐ざい【散瞳剤】
瞳孔を開かせるための点眼剤。治療や眼底検査などに使用される。
さん‐に【散位】
「さんい」の連声(れんじょう)。
さん‐にち【散日】
法会(ほうえ)の結願(けちがん)の日。
さん‐ぱつ【散発】
[名](スル) 1 弾丸などが間をおいて発射されること。「—する銃声」 2 物事が間をおいて起こること。「—五安打に抑えられる」
さん‐ぱつ【散髪】
[名](スル) 1 のびた髪を刈ること。刈って髪を整えること。「一か月ごとに—する」 2 散髪脱刀令以後流行した男の髪形。ざんぎり。 3 元結を結わないで、ばらばらにしてある髪。散らし髪。
さんぱつだっとう‐れい【散髪脱刀令】
明治4年(1871)公布の、まげを切り、刀を差すのをやめることを認めた法令。 →断髪令 →廃刀令
さんぱつ‐や【散髪屋】
床屋。理髪店。